2018年02月
2018年02月23日
身元確認
今週も木曜日は警察協力医関係の研修にっ!
昨日は埼玉県警との合同研修会で、身元確認の研修を一緒に実習しました。
写真の資料(身元不明遺体)と医院からのカルテを比べ、一致するかをデンタルチャートを用いて照合結果の書き方や、
また、ご遺体の口腔内写真の方法やポータブル機器を使用してのレントゲン撮影なども実習しました。
口腔内写真においては、県警の鑑識の方の素晴らしい撮影に驚かされたり、合同研修会の有意義さも感じました。
現実には起きてほしくはありませんが、首都直下型地震や南海トラフ地震が近い将来に起きてしまった場合、東北大震災以上の身元不明ご遺体の身元確認が必要となる可能性もあります。
そんな日がきてほしくはありませんが、万が一に備えて、県警さんとの合同研修会は非常に有意義な時間でありました。
これからも警察協力歯科医師としても、少しずつお役に立てるよう勉強していきたいと思います。
2018年02月20日
素晴らしい活動でした!
前回の話の続きですが、木曜日は浦和で研修会が終わった後は厚木まで!
厚木マルベリーライオンズクラブさんの公開例会訪問に行ってきました。
『障害者施設 利用者講演会』という演題で社会福祉法人 県西福祉センターの施設長さんと施設利用者の講演を聞かせて頂きました。
はじめに施設長さんから障害者の現状について話を聞きました。
現在、日本では860万人の障害者の方がいらっしゃるそうです。
障害種別としては、身体障害者が394万人、精神障害者が392万人、知的障害者が74万人となっているそう。
そうしたなか、施設で暮らす身体障害者は7万人と全体の2%にしか満たないそうです。
ですので、在宅身体障害者が大半であり、しかも、身体障害者の約70%が65歳以上とこちらも高齢者社会になってきている現状だそうです。
身体障害者の種別割合は肢体不自由44%、内部障害24%、視覚障害、聴覚言語障害が8%だそうです。
障害の発生年齢も身体障害者では40歳以上で62%、精神障害者では10歳〜39歳で67%とそれぞれの発生特徴を知りました。
身体障害者の発生年齢が40歳以上というのも、最近は脳梗塞で肢体不自由になられた方が多いようです。
実際に施設長さんのお話の後、施設利用者の方のお話を聞かせていただきましたが、20年前に倒れ、3年後に意識が回復したものの半身不随で施設にお世話になってらっしゃる方でした。
いろいろと一生懸命やられている姿に、五体満足な自分は何をやっているのだろうと反省しながら、ひたすらお話に感動してしまいました。
障害者の人だから… なんて考えてしまう人も多い世の中…
こうして施設利用者の方が障害者の本音を頑張って世の中に発信する活動をされていることにも感激な講演でありました。
2018年02月18日
いろいろ学んだ日でした!^ ^
一昨日の話を今頃ですが…(^^;;
おいらにとってはお休みの木曜日ですが、いろいろ学んだ良い休日になりました。
まずは夕方から参加しました埼玉県医師会・埼玉県警察本部合同研修会!
『死因研究におけるA iの活用について』という演題で山本先生のご講演を聞きました。
『AI』というと、皆さんは人口知能が浮かんでしまうと思いますが、AiとはAutopsy imaging の頭文字で、「Autopsy=検死」「imaging=画像診断」なので、『死亡時画像診断』の略語になります。
御遺体にCTやMRIなどの画像診断機器を用いた新しい死因究明システムのことです。
今まで体表の情報だけで判定していた死因を、体表→Aiと順序だてて実施することにより、より精度の高い死亡時医学検索の実施が可能となります。
具体的には、ご遺体をCT(コンピューター断層撮影)などで撮影し、傷つけることなく死因を探ります。
解剖せずにご遺体を傷つけることなく死因を明確にすることは遺族の心理的負担軽減につながります。
また、データとして残るので事件性のあるご遺体なども証拠として保存できるメリットがあります。
講演でも、こちらではあげられませんが、様々な事件での証拠となった事例をうかがいました。
そんなわけで、最近の死因究明におけるA iの活用法!非常に興味深いお話でありました。
実はこの講演の後、これまた素晴らしい講演に行ったのですが、このお話はまた明日に書きます!!^ ^
2018年02月13日
がん教育
今日はお昼休みに戸田市学校保健会研修会がありました。
子どもに対するがん教育ということで、がんに対する正しい知識とがん患者に対する正しい認識をもつことを目指したがん教育の研修会でした。
主要死因別の病気として、戦前に比べ結核・肺炎は減ってはきたが、現在では心疾患・がんが圧倒的に多い。
がんの部位別としては胃がん・肝臓がんは減少傾向にあるが、肺癌・大腸がん、乳がんが増えてきている。
そして、男女比としては、男性(60%)の方が女性(50%)よりがんになる傾向が多いそうだ。
ただ、学校教育としては、まだまだ子どもたちにがんについての教育はほぼないようで、これからの学校医の使命でもあるようです。
これからのがん教育のあり方について、いろいろ考えさせられた昼休みでありたした。
2018年02月10日
スーパーフライデー
昨日は金曜日ということで、SOFT BANKユーザーにとっては有り難いスーパーフライデーでした。
2月は吉野家の牛丼並をプレゼント!
ってことで、昨日は昼休みにSOFT BANKユーザーのスタッフ達と吉野家へ!
ニュースなんかでは大混雑で大変!なんて言ってましたが、近くの吉野家は穴場なのか意外にスムーズにっ!
ただ… スタッフさんに患者さんがいらっしゃるので、なんとなく恥ずかしい感じも… 笑
『サクラ歯科の先生、また、牛丼並をもらいにきたぞ!』とか思われてないか心配で、卵を追加で注文しちゃいましたが…
『来週もいらしてくださいね!』と笑顔を頂き、2月は毎週吉牛に決めたおいらでありましたっ!^ ^